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学長挨拶

恵泉女学園大学学長
川島 堅二
社会が求める自立した女性の育成を
「私は戦いは嫌い」これは1914年、ヨーロッパで諸大国が第一次世界大戦に突入した年に、恵泉女学園の創立者河井道が、ある雑誌に寄せたエッセイのタイトルです。河井はそこで次のように述べています。「子供に戦争の真似をさせたり、武器の玩具を与えたりすることは止めたい、子どものときから戦争の悪いことを充分わからせたい」日本もまた当時、戦争への道を突き進んでおりました。一人の女性が、時流に抗してこのような主張を表明することは、どれほど勇気がいったことでしょう。
恵泉女学園大学はこの創立者の精神を高等教育において継承すべく1988年に多摩の地に開学されました。以来24年間、職場、地域社会、家庭、いかなる場所にあっても人と人の和合を大切にしつつ、しかもイエス、ノーをはっきりと言える自立した女性を育て、世に送り出してまいりました。
未曽有の震災を経験した私たちは、これまでの価値観、生活スタイルの根本的な見直しを迫られておりますが、それは何よりも自立した人間を育てることから始まると確信いたします。恵泉は小さな大学ですが、だからこそ実現可能な「面倒見のよさ」「入学後の高い満足度」そして「就職力」において全国でも高く評価されている大学です。このウェブサイトをご覧になったみなさんの入学を心よりお待ちしています。